晴れて女将となった鏡子だが、就任の挨拶で衝撃の宣言！鏡子、そして妹・梓、義姉・美津子の歩む道は…！？幼馴染みから夫婦へとかたちを変えた鏡子＆健との濃厚新婚生活も魅せて、温泉宿『真ノ倉館』を巡る女たちの濃艶ストーリー完結！！
健のアパートで、鏡子は久しく忘れていた熱を感じていた。無口で強面の健がいつになく子どものように鏡子の熟した肉に顔を埋める。そこで意外な告白をしてきた健に、鏡子は彼を一層いとおしく思うのであった。「私に任せて…」おとなしい鏡子らしからぬ行動に健は翻弄されるばかり、そしてついに二人は長い時を経て結ばれる
鏡子の眼前で健が宇田川に急襲された。地面に滴る血、あたりに響く鏡子の叫び。『信州の巨神兵』を殺したと舞い上がる宇田川の次の目的は、目の前にありながらお預けを喰らっていた鏡子の肉体。「お前、年のわりにホント美味そうな体してるよなぁ」しかし、いつもしとやかで大人しい鏡子が涙を浮かべて大喝する。「真ノ倉の女を舐めんじゃないよっ！」鏡子と健、ずっと昔から想い合っていた二人の運命は──！？
真ノ倉姉妹と義姉・美津子との関係は修復された。鏡子は婿さがしをあきらめ、旅館を美津子に託そうとするが、美津子のはからいで鏡子を本当に想う相手に気付かされるのであった
宇田川の自白で真の黒幕を追いつめることができた。家族の絆を確認できたのも思わぬ収穫だった。しかし、宇田川を失った鏡子はつくづく自分の男運のなさを嘆いてしまう。そんな鏡子の心と体に寄り添う人物とは？
実家の宿で宇田川と初めての夜を迎えようとしていた鏡子。そこへ鏡子に婿を取らせまいと義姉・美津子が送り込んできたピンクコンパニオンが闖入し、美津子は図らずも宇田川から鏡子を救ってしまった。鏡子を救ったのは美津子のそれだけではなかったが、鏡子はそんなこと知る由もなく、運命の相手と思った宇田川に騙されていたことに憔悴する。一方、美津子は…
義姉・美津子から実家の温泉宿を守るため、真ノ倉姉妹の姉・鏡子は1年以内に婿を取らなければ…そんな時、出会ったばかりの好青年・宇田川から結婚を前提とした交際を申し込まれた。 宇田川を連れて実家に宿泊することになったが、トントン拍子に事が運びすぎていると不審を抱く妹の梓。奥手の鏡子が早くも恋人を連れ帰ってきたことに焦る美津子。鏡子とかつて好き合っていた幼馴染みで宿の板前の健。それぞれの思いが錯綜する中、鏡子は宇田川と結ばれてしまうのか？
実家の温泉宿を継いでくれる”婿”探しに明け暮れる姉妹だったが、そんなに簡単に”白馬の王子様”が現れるワケが…と思っていたら、飲食店を経営している若手実業家が、件の姉の前に姿を現した！真面目で独身の好青年と云う、鉦や太鼓で探したって出てきそうにない”優良物件”。既にハートはメロメロな彼女。約束のデートを前に、浮き立つ気持ちを抑えつつ、入念に磨き上げるグラマラスなボディ。その一方で温泉宿のリゾート開発への売り込みの話も動き始めたのであった…
亡くなった兄の遺言であった婿を取り温泉宿を存続させるため、妹はお見合いをすることに。姉が選んだお見合い相手は外ればっかで落胆する妹に恨みを持った男が襲おうとするが、その時運命の出会いが待っていた！？
実家の温泉宿を営む兄の死去で帰省する姉妹。葬儀後の遺言状には温泉宿を妹に譲るとの文言が！しかし条件があり、婿となる男を1年以内に見つけること。実現出来ない場合は、リゾートホテル改築を目論む兄の妻が相続出来る…性に奔放な姉と共に妹ヤリマン化大作戦を実行して婿を手に入れることに！！